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 『小さな驚き」 〜今までに対応してきた生徒より〜 





今日は、小2の女の子の授業。


ボクが授業をしていて嬉しいのは、
「あっ!」
って、生徒が何かを発見してくれた時。





体験をする前にお母さんともお話をさせて頂いていたが、その子はとても漢字が苦手だそう。

「じゃあ、一緒に書いていこう」
と授業でも、一緒に練習をした。


「右」

「左」
の書き順が違うこと。
その子は知らなかったようだ。


「右はね、ひらがなの『み』って書いてみて。
そうそう、『みぎ』の『み』ね。
横にちょっと線を引くけど、上からななめ左に行ってから、横に一(いち)を書くでしょ?

だからね、『右』は、縦の方が先。


左はね、『ひ』って最初に横線を書くじゃない?
だからね、横が先。」

なんて、少しこじ付けの説明でも、
「あっ!」
なんて素直に驚いてくれる。(笑)


そして、「村」の最後の「点」が、どうしても逆向きになってしまうので、

「あのね、ひらがなの『す』と、この字は一緒なんだよ。
横線引いて、それから縦にいくよね?
それで、ちょっとハネるでしょ?
それが、『す』のクルッとまわるところの、最初のところ。

で、クルッと回って、また帰ってくるよね?
そこの最初が、『点』のところ。

そうそう、その『点』を伸ばしていけば、『す』になるでしょ?
だから、反対向きじゃダメなんだよ。
それに、反対向きって書きにくいでしょ?(笑)」


なんて書きながら説明をすると、


「ああ〜っ!」
って、少し感動していた。(笑)


そして、何度も何度も紙に練習して、その度に、
「ああっ!」
って驚いているのが、傍で見ていても嬉しかった。


こういった、ちょっとした「(へ)理屈」をつけるだけで、
随分と覚えやすくなったり、書きやすくなったりすることがある。





お帰りの時にはお母さんが来られていて、ボクの授業も近くで聞かれていたようだった。
それが有り難い。
ちゃんと授業を吟味して下さっていることが、納得して塾を選んで下さっていることに繋がっていると思う。


ボクの授業はいつでも見学OKだ。
ただ、ちょっと「ご家庭」についての相談を生徒から受けているときは、
ご遠慮して頂きたいときはあるけれど・・・。(笑)


入塾の書類を提出され、
「先生で宜しくお願い致します。」
と深々と頭を下げてお帰りになられた。


本当に有り難い事です。
頑張ります。




子ども達の解いたノート


   

   

   


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